DIY Bluetooth Speaker

Bluetoothスピーカー自作のアレコレを書き綴ってみるブログです

ホントに作る必要ある? Bluetoothスピーカー自作の目的は……?

まだイマイチ文体が定まってないぶたです。開設記念でもう1本くらい記事投稿してみようと思います。

さて、今のぶたBluetoothスピーカー自作状況はというと……

実はいったん作って9割ほど完成した→全然ダメだった→とりあえずバラした→ほとんどのパーツを手配し直した→せっかくなのでエンクロージャーから作り直そう→ああ結局ふりだしに戻ったのか僕……

って感じだったりします。

なにがダメだったか等は後日書くとして、今回はそんな経験から、Bluetoothスピーカーをホントに自作すべきかどうかを目的別に考えてみたいと思います。

Bluetoothスピーカー自作に向いてる人・向いてない人

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パターン1:とにかく作ってみたいんだ!って人

自作そのものが目的。その行為で楽しみたいという素敵な方。もちろん向いてますぜひチャレンジしてくださいそしてわかったこと色々教えて下さいオネガイシマス。

パターン2:スピーカー自作が趣味なんですって人

ユニット選んでエンクロージャーを設計してバスレフポートの計算して……みたいな単体のスピーカー自作とはけっこう赴きが異なると思います。性質上、ある程度小型化することになりますので、音響特性最優先!って感じにはできないんです。

また、左右のユニットが近接しますので、がんばって作っても音場はラジカセ的になりがちです。イヤ俺は持ち運ばない据え置きでいい、なんなら左右別筐体でそれがケーブルでつながってても構わない……って方は、パッシブスピーカー+Bluetooth対応アンプで駆動で充分じゃないでしょうか。

パターン3:電子工作大好きなんですよって人

どうだろう。いわゆる電子工作というか、そういったニュアンスの工程は意外と少ないと思います(どこまで自作するかによりますが)。はっきり言って、メインは木工。特に操作パネルまわりの設計や入出力端子の気密性確保あたりが一番の山場な気がします。アンプを回路から設計して自作、見栄えはきにせずバラックで使ってます、みたいな人には多分向いてません。

パターン4:メインの音源がスマホになった。有線だと使いにくいって人

これがきっかけの人も多そうです。ただ、実はアンプをBluetooth化すれば解決!って人も多いんじゃないでしょうか。

パターン5:とにかく安くあげたいんだ!って人

それなりのBluetoothスピーカーって1万くらいはするじゃん?もっと安く作れないかな……って方。

はっきり言います。向いてません。

ほとんどのパーツや工具が既に手元にあって、それを流用するなら比較的安価に作れるとは思います。それでもある程度の仕上がりを求めるなら、市販品買った方が安上がり。それなりのが5000円も出せば買えますからね。

ただ僕みたいに、欲しいと思ったのが1本6万、それに近い感じをもっと安く……みたいのはアリだと思います。

パターン6:とにかく最高のものが欲しいんだ!金に糸目はつけねえぜ!って人

職人に頼んで作ってもらえこの金満野郎。

パターン7:仕様や形状を自分に特化させたのが欲しいんだ!って人

市販品には気に入ったのがないんだよ坊や(ふっ)って方。

多分一番向いてます。そのこだわりを製作にぶつけて下さい。行き詰まってもそのダンディズムで乗り切ってください。

パターン8:防水性が必要な人

現実的に考えてなかなか難しいんじゃないでしょうか。防水のユニットなんかも探すと出てきますけど、電源端子部分の防水性確保なんかは難易度高そう。樹脂加工の手段と精度とかが必要ですからね。素直にIPX7対応の製品買いましょう。

パターン9:製作を通じて家族や恋人との仲を深めたい方

けっ

ぶたの場合

僕の場合は5+7ですかね。ダンディズムとはほど遠いですが。なんかジャスト気に入るのがなかったっていう。

市販のBluetoothスピーカーって、なんか音が不自然な感じしません? 製品によってその傾向は様々ですが、

・屋外でも聞き取りやすくするための味付けなのか、高域がやたらうるさい
・低域不足を誤摩化して迫力出そうと100〜150Hzあたりを強調しがち
・筐体が樹脂製のせいか、なんか変な付帯音というか歪みぽさがある

っていうのが全般的な印象。なんというか、オーディオ的な音じゃないんですよね。で、その辺求めると一気に3万円超えコース、みたいな。

サイズ・重量の制約ゆるくして、家の中での可搬性はくらい確保って感じにするだけで設計の自由度上がりそうなのになぁ。大手メーカーってあんまりそういうモデルないですよね。多少大きいモデル=大音量パーティ仕様、みたいな感じ。

なので小型ブックシェルフくらいで自然な音目指したのがあるといいのになー。ってあたりから自作を考え始めました。

と、僕の話なんてどうでもいいですね。

さて、次回はそろそろ自作の最初のステップに入ってみましょうか。