DIY Bluetooth Speaker

Bluetoothスピーカー自作のアレコレを書き綴ってみるブログです

自作のStep1:まずは自分の要望をまとめてみよう!

ブログのせいで自分の製作に使う時間がなくなりつつあるぶたです。

ここまでのエントリーを読んで「なんかもー面倒くさ。市販品買お」と思った方。多分正解です。さくっと買って自作のことは忘れましょう。

イヤそれでも俺は作るぜ。やってやるぜ。

そんなあなた。素敵ですお友達になってください。

Bluetoothスピーカー自作、最初のステップ

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さて。なにからはじめよう。

Bluetoothスピーカー自作に踏む込む時、最初にやるべきなのはまず「要望をまとめる」ことです。

すっげーアタリマエ。

でも重要なんですよ。ぶっちゃけどんな仕様にもできちゃいますし、持ち運ぶことを前提としたBluetoothスピーカーはいろんな制約も受けます。修正が必要になったりした時最初の方針を見失わないように、絶対に譲れない部分と、まあ妥協OKな部分を事前にしっかりまとめておきましょう。

具体的には、以下の部分についてそれぞれ要望をまとめるといいと思います。

  • 筐体に関すること
  • 音響的な部分
  • 信号関係
  • 電源まわり

あ、ここ全然こだわりネーっすってとこはテキトーでいいですよもちろん。また、この段階はたんなる「要望」でOKです。具体的な仕様はあとで考えましょう。
では、それぞれ説明していきます。

筐体に関すること

自由な発想で挑みましょう。また逆に、市販品で気に入ったものがあるのならそれを参考にするのもいいでしょう。

大雑把には、形状・サイズ・重量・素材といったあたりに分かれます。人によってこだわりたい部分とそうでない部分が違います。こだわりがない部分は無視しましょう。

例1)
お気に入りの8cmユニットがギリギリ入る大きさで、手軽に持ち運べる男の一発フルレンジを目指すんだ!
例2)
紙粘土使って面白い形のスピーカー作るんだぜ?
例3)
大きさ重さはこだわらない。でも木目を活かしたレトロな感じがいいなあ。

音響的な部分

ここにこだわりたい人も多いと思います。大雑把には、最大音量・最小音量・周波数特性あたりがメインになると思います。

例1)
とにかく大音量を!そして大迫力の低音を!さらにワイドなステレオ感を!
例2)
フラット。ナチュラル。ニュートラル。なにも足さない。なにも引かない。これ至高。
例3)
ベッドサイトがメインなので、小音量時の音量・音質のコントロール性が高いといいな

信号関係

Bluetoothや音声信号の入出力、それらの操作系に関する部分です。ここも大手メーカーのBluetoothスピーカーじゃやらないような方向目指せます。

例1)
遅延が気にならないようにaptX LL対応にして映像見まくるぜ!
例2)
LineOutかスピーカーのパラアウト端子作って拡張性持たせたいね
例3)
操作は全部スマホから!ボタンが1個もないミニマルデザインを目指すんだ!
例4)
俺は逆にLCD持たせてそれ自身がオーディオプレイヤになるといいなあ

電源まわり

電源をどうするかは案外使い勝手に直結してきます。
例1)
いや音鳴らしながら動かすことはないからACアダプターつないで使う感じでOKっす
例2)
当然バッテリー駆動可能で。スマホみたいにUSB充電対応にしたい。
例3)
キャンプで使うからバッテリーで30時間は使えて欲しい。あと車のシガーソケットで充電可能に。
例4)
天井のランプシェード用の電源使ってぶら下げときたいなあ

 

ちなみに、僕の場合はこんな感じでした。

  • 2台リンクさせてのステレオ再生対応は必須(Bluetooth関係)
  • あんまり小さくなくていいけど、少なくとも1台は持ち出して電車移動可能なサイズ感(筐体)
  • 低音の量はいらないけど伸ばしたい(音響まわり)
  • 最悪据え置きのサブウーファーと接続可能なようにLine Outつけたい(入出力関係)
  • バッテリー駆動必須。できればUSB充電対応で(電源関係)
  • あと見た目カワイイ感じでよろしく(筐体)

ええ、結構無理言ってます。

次回から具体的な仕様に踏み込んでみましょうかね