DIY Bluetooth Speaker

Bluetoothスピーカー自作のアレコレを書き綴ってみるブログです

EarFun UBOOM レビュー

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そんなわけで、Tribit MaxSound Plusに続きEarFun UBOOMを購入。……って自作はどうした?(再

これもやっぱ意外と日本語のレビュー記事がないみたいなので書いてみます。

 MaxSound Plusのレビューを踏まえて書いてる部分もあるんで、よければそっちもご参照を。

購入理由

Tribit MaxSound Plusのレビューでいくつか書いた「気になったこと」。実用上大きかったのは「ストラップ小指ひっかけ」「オートパワーOFF」。twitterで書いた通り小指ひっかけはレザーストラップつけて解決したんだけど、オートパワーOFFだけはねえ。努力でいかんともしがたい。

もう1個くらい散財してもいいだろってことで検討。前回MaxSound Plus買った時、もともと180度背面合わせを狙ってたこともあって、心惹かれたのはこのEarFun UBOOMとTribitのStormBox、hakii cheer(havit E30)。あと自作機と仕様が近い1MORE S1001BT。cheerとS1001BTは国内発売の時期もわからんので諦め。UBOOMはオートパワーOFFしないってことだったのと、同じTribit買うより面白味があるかってことでUBOOMに決定。

EarFun UBOOM 仕様

実売価格:¥6,000前後(通常¥6,599&クーポンやセール)
使用スピーカー : 2 x 直径 45mm(フルレンジ)
実用出力 : 12W + 12 W(24W)
周波数特性 : 70Hz~20kHz
防水性:IPX7
S/N比 : ≥80dB
Bluetoothバージョン : V5.0
対応コーデック:SBC
対応BLUETOOTHプロファイル : A2DPAVRCPHFPHSP
バッテリーの種類 : リチウムイオン(7.4V 2200mAh)
バッテリー充電時間 : 約4時間
充電 : USB Type-C
電池持続時間 : 約16時間(音量とオディオ内容により異なります)
寸法 : 166 × 88 × 88mm
重量 : 585g
同梱品:USB Type-Cケーブルx 1、日本語取扱説明書

ざっくり言うと500mlのペットボトルをやや短くして、底部を少し広げた感じの縦型防水スピーカー。出力は12w*2のステレオ仕様。ロゴを正面に向けた時に真横に来る位置に、左右それぞれ45mmのフルレンジユニットとパッシブラジエーターを配置。360°全方位サウンドを謳ってる。

ちょっと長くなるけど一応説明しておくと、市販のBluetoothスピーカーで360°サウンドみたいなこと謳うものにはざっくり4種類ある。

1つ目はBose SoundLink Revolveみたいにスピーカーユニットを底面or上面にモノラルで配置して、リフレクター(ない場合もあるけど)で全方位に拡散させる方式。どの角度から聞いても同じ音色になるのが利点だけど、モノラルだしハイ落ちしがちってデメリットがある。

2つ目は多ドライバ。Apple HomePodなんかがそうで、ステレオ感を維持しつつどこから聞いても音色が崩れない様に、ドライバ数を増やすやり方。

3つ目はSoundcore MotionQみたいに、二つのユニットを左右に背面対向配置するけど、あくまでモノラルで鳴らすやり方。1つ目のハイ落ちを低減できる(はず)。

で、4つ目がこのEarFun UBOOMやTribit StormBox、UltimateEars Boomシリーズなんかが採用してる、左右に背面対抗でユニットを配置してステレオで鳴らす方式。どちらかというと、360°どこから聞いても同じ音色というより1台でのステレオ感を狙ったやり方。当たり前だけど角度によって音色が違うというか、そもそも鳴ってる音が違う。amazonのレビューでそのことを批判してる人いたけど、コンセプト踏まえてあげればいいのに、と思ってしまった。

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話を仕様に戻すと、Bluetoothは5.0と新しめの仕様になってるけど、実用上は違いなさげ。接続もSBCのみ。バッテリーはMaxSound Plusと同じ2Sの2200mAh、充電ポートはType-Cなのが嬉しい人は嬉しいのかも。でもPDやQC3.0みたいなのには対応してない。まあ計算上1Cが2.2Aだからね。フル充電までの時間が約4時間ってことなので、多分MaxSound Plusと同じ5v1.5Aくらいなんじゃないかと。

本体

見た目のデザインは写真の通り……なんだけど、amazonにあるオフィシャルの写真って縦方向が直線に見えない? 実際は少しカーブしていて、そのおかげか単純形状の安っぽさは感じない。

表面の網目状は金属ではなく布。使ってて塗装剥げるってこともないのでいいかも。硬いので普通に使って破れたりはしないと思うけど、強くどこかにぶつけたらどうなるはわかんないし試してみる度胸はない。

ちなみに、布の奥にすぐスピーカーがあるわけじゃなくて、間にパンチングされた金属だかプラスチックが入ってる。Youtubeにロシアの人?が表面剥ぎ取る動画上げてるので興味ある人はどうぞ。

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ブランドカラーの黄色をデザイン的なアクセントにしたストラップ

ストラップは厚手の布製。ちょっと短いけど、そのままでも小指は通る。もちろんカラビナとかつけてもいいんだけどね。頑丈そうなので切れたりの心配はなさげ。

操作系は全部上面。真ん中が電源で一番手前(ストラップの反対側)の三角形が再生。そこから時計回りにVol Down、ペアリング、INDOOR/OUTDOORっていう音色の切り替え、Vol Up。再生ボタンが触感でわかりやすいような作りになってるので、手探り操作しやすい。ナイス。

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控えめロゴとLEDの使い方も好印象。LEDは接続動作の時にBlueのLEDが点滅、接続完了で点きっぱなし。充電中はR、充電完了はW。充電しつつ電源ONの時はR。なので充電中は電源入ってるかどうかの見分けつかない。まあそれで困るわけじゃないけど、この辺Tribitのインタフェイスはうまかったなと。

他、indoor/outdoorの音色切り替えに白色LED。音色の違いについては後述。

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底には滑り止めのゴムがついてる。底が広い形状もあって安定感は悪くない。

ペアリングと接続

最初に電源ONするとペアリング待機状態になるので(うろ覚え。勝手になったと思うけど、もしかしたらペアリングボタン押して待機に入ったかも)、スマホ側のBluetooth設定で「EarFun UBOOM」を選択すれば完了。次以降は電源ONにすれば自動接続してくれる。

MaxSound Plusと同じく、マルチペアリング対応でマルチポイント非対応。うーむ。マルチポイントって需要あんまないん?僕けっこう欲しい派なんだけど。

コーデックはSBC。Youtubeの遅延については若干。MaxSound Plusより多少速いかなー。Amazonプライムとかの映像配信サービス系は遅延補正かかるので問題ない。

TWS対応なので2台あれば同期させてステレオ再生できる。イヤ1台でもステレオなんだけど。仕様のとこで説明したとおり、一般的なスピーカーとはユニットの配置が違うんでTWSにした時は独特の音場になる。具体的には、スピーカーユニットを自分に向けた時、背面側にもフルレンジの音が放出されることになるんで、壁との位置関係次第で反射音が多い音になる。ドライな録音でもホールで聴くようなウェットな音になるというか。これは好みもあるけど、僕はわりと好きな方。

バッテリー関係

バッテリーは2200mAh。公称16時間。それなりに音量絞った状態で計測してるはずで、実働は?って気になる人もいそうだけど、音量や音源次第なのでなんとも。それなりの音量でも10時間くらい平気だろうし、ライトな使い方なら数日充電しなくてもよさげ。

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MaxSoundPlusは20時間って表記になってるけど、おそらく計測時の設定の違い。同じ2Sの2200mAhだからね。一応、消費電力やバッテリーemptyの電圧設定なんかの違いもあるかもしれないけど、大差ないはず。

バッテリー残量を示すインジケータはない。iPhoneだとのヘッドフォンマークの脇の表示も出てこない……というかヘッドフォンマークそのものが出てない。ん?これどうやって残量見るの?って思ったけど、ホーム画面を右スワイプで出る画面の中に、接続機器のバッテリー残量を示すウィンドウ?的なものがある。若干面倒。Androidだと普通に右上に出るらしい。

付属マニュアルによると、バッテリー残量15%になると電源ボタンのLED(使用時は青点灯)が赤に変わるらしい。残量2%で赤で点滅後、自動電源OFF。この辺ちょっと時間なくて確認してないですスンマセン。時間取れたら後日やってみます。

音量

音量についてもMaxSound Plusと同じくらい=10畳程度の部屋で鳴らすには十分、20畳くらいでもイケないことないけど、上げすぎると音質的なバランス崩れてくるって感じ。音割れしないのも同じ。最大音量も音色の違いこそあれ大差ない感じ。

MaxSound Plusと明らかに違うのは、ボリュームのカーブ。UBOOMはいわゆるCカーブ的な傾向が強くて、小音量時の1段階の変化が少ない=小音量時に調整しやすい。逆に言うと、スマホ側のボリュームはやや上げ気味で使う感じになる。個人的にはベッドサイドでよく使うんで、こっちの方がいいかなあ。

音質

ということで音質。一言で言えば、派手めの音作りで多少癖はあるけど、けっこういい。って感じかなー。

音色(周波数特性)傾向

周波数特性的には、YoutubeでOluv氏が自分で計測したグラフ出してくれてるけど、まんま、あの感じ。高域・低域強めの、中域抑えめ。あーいわゆるドンシャリねー、と思った人は残念ながら先走り。よく言われるドンシャリサウンドとはちょい違う味付け。

まず高音域なんだけど、前述した通り、本体正面のロゴを自分に向けて置いた時、ドライバは真横向いてる状態。この状態で聞くと当然ハイ落ちする。つまり、通常の向きで使う限り高域はそんなにキツくない。

じゃあ低音域はどうかっていうと、こっちも意外とドン感はない。いわゆるドンシャリサウンドって、低域というより中低域から持ち上げて、音の太さ感を演出してるのが多い。声の1/2倍音とか、150Hz前後にあるキックのアタックなんかも込みで持ち上げる感じね。

で、UBOOMはどうかっていうと、上がるのがキックより下の帯域から。だからドコドコした感じはあんまりなくて、ベースの音を中心に持ち上がる感じ(打ち込みのキック等、モノによっては上がるけどね)。

Oluv氏が「測定結果みると全然Hi-Fi系の音作りじゃないはずだけど、スムーズ」みたいに言ってるのは多分そのせい。イメージとしては、メインが3inchくらいの2.1chシステムでサブウーファーのFreqをうまく繋いだ感じのスムーズさ。ただLevelはもうちょい抑えてもいいんじゃないすか?みたいな。そういう低域の出方。パッシブラジエーターのF0が低めなのかもしれない。

なので、グラフ見てドンシャリ感を期待すると、ん?ドコドコしねーな?ってなると思う。

ただ、実際には低域の量がかなり出てる上に、中域(特に1k前後)がけっこう抑えてあるんで、ちょっとVocal遠く感じる。歌にあわせて音量上げるとベースうるせーな、みたいな。いや好みもあると思うけどね。UE Mega Boomあたりもデフォルトだとこんな感じで中域抑えめだった覚えがあるんで、アメリカ人好みの味付けなのかもしれない。

音量上げてくとMaxSound Plus同様途中で低音が頭打ちになる。なのでおおざっぱに60%くらいかなー。それくらいまで上げると低音とのバランスは取れてくる。ただそれでもちょっとVoは遠いんだよね。iPhoneだとミュージックAppのEQでPianoあたりを入れとくとよさげ。

ダイナミクス

ダイナミクス的な部分でいうと、Bluetoothスピーカーでよく感じるbit深度の浅さみたいな部分は、だいぶ抑えられてる……感じがする。若干自信ないのは、高域がちょっと強いことでそう感じるだけかもしれないので。

Oluv氏曰く「quite natural」ってことなんだけど、抑えられた中域に着目しちゃうと大差ないような気がしなくもない。ただまあ、安価なBluetoothスピーカーとしては解像度高めに聴こえるのは確かかな。少なくとも「これダイナミクス系のエフェクトかかってない?」って疑問は生まれにくい。ただ低域&高域とも強めなので、naturalというより派手めな気がすんだけどね個人的には。

あとどっちかというとf特の話かもしれないけど、高域上げの影響かちょっとDeEsserかけたくなる。男性Voだとあんまり気にならないんで8kHz前後?を数dB程度で十分そうなくらいだけどね。

360°スピーカー

で。背面対向なシステムについて。

一般的なステレオ音場とは、当たり前だけど全然違う。置く場所にもよるけど、本体の左右数十cmくらいに、高域を中心に音場が広がる感じかなー。壁沿いやコーナーに置いたりすると反射してもっと広がるけどね。

だから、いわゆるオーディオ的な話で出てくる「定位がー」みたいなことで言えば、ぐちゃぐちゃとも言える。でもじゃあ、モノラルやそれに近い状態のL/R正面配置を聴くのとどっちがいいんだって言われれば、こっちの方が僕は好き。

ドライバを真横から聴く違和感がないかと言われれば、そりゃあるけどね。でもそのあたりはわりとうまくチューニングされてるなとも感じる。

実はノートPCや斜めに立てたタブレットなんかと相性いいかもしれない。画面の奥側に置いた時、L/R正面配置のスピーカーだとユニットが画面で塞がれてまともな音で聴けない。といって画面の横に置くと動画見る時なんかは片側から音鳴って気持ち悪いし。それが背面対向のコイツだと、画面の奥にスピーカー隠れてる状態でも、画面の両サイドから音出て来る感じで音質的にも許容範囲だと思える。

ちょっと気になったこと

その1:オートパワーOFF

またか(笑

付属のマニュアルやamazonの商品ページではこんな感じで説明されてる。

1.スマホBluetoothでペアリングも何も操作せずに30分経つ場合
例えば、電源を入れて、ペアリングも何も操作せずに30分経ったとき、またはUBOOMと連続したスマホが30mの通信距離以外に持たされて、ペアリングが解除されて何も操作せずに30分経ったとき

2.電池残量が2%以下になる場合

ご注意:スマホとペアリングしている、あるいはステレオケーブルで接続している限り、自動的に電源が切れません。

これ、嘘ではないけど若干間違いがあった。

上記の動作は、電源接続時の話。電源ケーブル抜いてバッテリーで動作させると、ペアリングしてても無音(無操作?)が30分程続くと自動でOFFになる(AUXの時どうか調べてませんが)。なので、スリープタイマーで就寝&ウェイクアップタイマーで起床ってやりたい時、電源つないでないとスリープ後30分でOFFられる。

まあわかってれば電源つないでおけばいいんで僕は実用上問題ないんだけど、キャンプなんかでウェイクアップタイマーにするのは難しいかもね。amazon echoなんかの外付けスピーカーとして使う場合も、バッテリー動作だとどうなるかわかんない。近々echo input買ってみようかとも思ってるのでそのうち検証するかも。しないかも。

その2:バッテリーのインジケータがない

またか(再

いやこれも実用上そんなに困らないんだけど、MaxSound Plusの方で気になったって言った手前、一応こっちでも挙げときます。

その3:ストラップが

ま(略

ちょっと短くない?見た目のバランスは悪くないんだけど、指通すには若干面倒。なのでカラビナつけてみたところ、指にぶら下げるとちょっと痛かった(笑

実はMaxSound Plusのストラップを革に変えたのがちょっと気に入っちゃって、あわよくばこっちも付け替えようと思ってたんだけど、作り的にちょっと無理そう。世界で僕だけ残念がってます。

ところでこの黄色、ブランドカラーなのはわかるけどCincinnatiやBaltimore、Clevelandあたりの一部地域で売れにくいんじゃなかろーかと無駄な心配してみる。どうでもいいか。

その4:INDOOR/OUTDOORモード

ようやく出てきた。INDOOR/OUTDOORの音色の違いについて。デフォルトがINDOORモード、ボタンONでOUTDOOR。ちなみにここまでの音色の話は全部INDOORモードね。

イメージ的に、OUTDOORって低域upな感じがするけど、コイツはそういうんじゃないです。屋外でも遠くまで声が飛ぶように、中域の上の方を中心に持ち上げる感じ。低域はむしろ少し削られる。

デフォルトのINDOORモードがローが強い&声が遠いならこれONにすりゃいいんじゃね?って気もするんだけど、上げたい帯域がちょっと違うんだよなー。もうちょい下を持ち上げたい感じなんだわ。ちょっと低域抑えてくれるんでそれはいいんだけどね。

つまりこれ、PA的に言うとサービスエリアを広げるための機能なので……っていうとわかる人もいると思うけど、若干やかましい感じになるわけ。意図的にやってるんだろうし狙いはわからなくもないけど、マイクつないで使うような機材じゃないしなー、とも思う。

BassBoost(デフォが強いからReduceか)みたいなスイッチの方が喜ぶ人多いんじゃなかろーか。

まとめというか総評というか……

たいしたBluetoothスピーカー作れるわけでもない僕が評(略

色々書いてきたけど、なんだかんだで音も使い勝手もいいヤツです。オススメできるか、と言われればYes……かなー。多少クセはあるんだよね。僕はわかってて買ったけど、予備知識なしだとちょっと違和感持つ人もいるかもしんない。

ただ、下はかなり伸びる(60Hzあたりまで)し、かといって下品にドコドコドスドスもしないんで、わりとウケる音ではあるかもしれない。

というか、360°スピーカーのスタンダードとも言うべきUE BOOMシリーズにぶつけた感じですね。名前から言ってそうだし。売価がBOOMの約半額(米amzon価格ね)だけど、低音はこっちの方が出ますよーしかも出るけどなるべくBOOMみたいな上品な音色維持に努めましたよーって感じ。

実際、Youtubeなんか見ると海外のレビュアー絶賛してること多いからね。ただ個人的には、ちょっと持ち上げすぎな気がしなくもない。クセはあるからねー。特に海外とは住宅事情の違いもあるんで、日本人にハマるかどうか正直わかんない。コンクリート壁じゃない集合住宅に住んでる学生さんなんかは、Vocal合わせで音量とると低音のせいで隣から苦情きたりしないか心配しちゃったり。

あと国内だと360°スピーカーってBoseのSoundLink RevolveあたりのモノラルSPの方が認知されてる印象がある。というか、Bluetoothスピーカー自体、L/R正面配置っていう「ほぼモノラル」なのが大半。去年あたりから増えてきたこの「1台でステレオ感作ります系」を人に勧めるのはちょっと勇気がいるというか。せめて一回聴かせてからにしたいなと。

いや実際音はいいし、個人的には気に入ってるんだけどね。