TSA9840B - TWS対応Bluetoothアンプボード

色々調べたりなんだったりしてると、面白いパーツやモジュール類が見つかったりするもので。

ってことで、パーツ紹介のカテゴリを作ってみました。なんだかんだ言ってそういうページの方がアクセス多いのよね。。。まあそりゃそうか。

国内販売してないものも平気で載せる不親切さでガシガシ行きます。実際買って使ってみたものばっかりじゃないので注意。使ってみたものはレビューとして書きます。別にアフィ目的じゃないので、使ってないものはその旨記載した上、むやみに褒めることなく無責任に発言してきます。

ってことで一発目はコイツ。

ほとんど見かけることのない、TWS対応のBluetoothアンプボード。存在はけっこう前から知ってたんだけど、いつまでたっても在庫が入らないので個人的にはもーいーやってなった。

とはいえ、貴重なTWS対応のBluetoothアンプボード。僕の知る限り国内取扱いしてるヤツは他にない。いや世界的に見てもあんまりない。

前は8w x2のヤツとかもあったんだけど、今見たら見当たらない。また、前はコイツのBluetooth部だけのモジュールもあった気がするんだけど今（略

ざっくり言うと、Bluetooth部が僕の好きなCSR A64215、アンプ部がMAX9840のclass Dアンプ。MAX9840？聞いたことないんで音質とか全体の出来とか知りません。

が、コイツのイイとこは、TWS対応に加え、AUXのinはもちろんoutまで付いてるトコ。twsモードの時にAUXinを飛ばしてくれるかとか知りませんがね。outがいいじゃないすか。小型筐体で持ち歩きつつ、自宅じゃサブウーファー接続とかいいじゃないすか。

って、使ってみたらoutはアンプ部と排他だったりしたら死にたくなりますね。でもまあ、「サブウーファーアンプボードへの接続も可能」とか書いてあるから大丈夫な気が。

それから、アンプ部のGainをdipスイッチで設定可能。最低にしとけば18650の1S回路でそのまま使えそうな気配。dipスイッチを引き出してアクセス可能にしておくって使い方もアリかもしんない。

あと、操作系が3つのタクトスイッチでシンプルなのもいい。なんなら外付けのボリュームもオプションとして出てるという親切さ。

ぶっちゃけここまでだとアフィ記事と大差ない。個人的にもーいーやってなってたボードを取り上げたのはワケがある。それがこのボードを作ってるんだか売ってるんだかの元サイト。Tinysineというところらしい。

どうやらChinaの会社ぽい。リンク先のページ上部にあるメニューの「Audio」→「Bluetooth Audio Amplifier (Apt-X)」って進むと、件のボードの他いろいろ出てくる。TWS対応のものも100wクラスから8wまで4種ほど。

まあ、この辺はいい。前に見たことがあったけど（略、が売ってるって話でしかない。

面白いのはここのNewsの欄。

いろんな記事があるんだけど、CSR USB-SPIを使ってBluetoothチップをカスタマイズする方法が各種掲載されてる。よくある「スマホに表示される機種名」を変える方法はもちろん、DSP弄ってPEQ調整とか、出力をMonoにする方法やら、Volボタンを押した時の実際のGain調整とか。

例）↓PEQ調整の説明

CSR USB-SPIを入手しない限りどうしようもない話ではあるんだけど、ソイツも売ってたりする。まあAliexpressの方が安いけどね。

↓この記事でCSR A64215のモジュールをオススメしたけども、中身は一緒だからコレでも同様のカスタマイズは可能なはず。

もっと言っちゃえば、CSRのBluetoothチップ搭載してて、USB-SPIの接続ポートが出てるものならなんでもイケる（チップによって機能の違いはもちろんあろうけど）

USB-SPI使えばカスタマイズ可能ってのは前から知ってたんだけど、具体的に何がどの程度カスタマイズできるのかわからなかった。が、このサイトに掲載されてるスクリーンショットのおかげでだいぶ把握できた。

こんだけカスタマイズできるなら、プリアンプ系のボード類全部ナシでモジュールをアンプ直結に近い感じでイケるんじゃね？と判断。

ってことで、AliでUSB-SPI購入しちゃいましたよ、と。

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