Bluetoothスピーカー、まず市販モデルを見てみましょ
市販品買うっていう選択肢
どうも。未だBluetoothスピーカー完成させてないのに見切り発車でブログをはじめたぶたです。そしてまだ「ぶた」って名前に馴染んでないぶたです。つい変換してブタとか豚にしたくなっちゃいます。でもひらがなの方がカワイイよねなんとなく。
どうでもいい。
前回のエントリに書いたように、僕は電気素人で、スピーカー自作の経験もありません。Bluetoothスピーカーは既存の市販品買うつもりでいました。
だって僕音楽聴きたいだけだもの。別に作りたいわけじゃないもの。
今回は、そんなぶたがなぜ自作に走ったかを綴ってみましょう。
市販モデルを調べてみよう
amazonあたりで『Bluetooth スピーカー』と検索してみましょう。さて、結果は……今やってみたら4万件以上と出ました。スゲーなオイ。
有名メーカーから聞いたこともない怪しげなメーカー、大きさやバッテリー稼働時間、音のデカさや金額などなど、いろんなモデルが出てきます。気に入ったのがありました? ヨシ!それ買ってこのブログのことは忘れましょう。
最強の資料Clavinetjunky
お決まりの流れはほっといて、気になる市販品があったら、まずチェックして欲しい人がいます。Bluetoothオーディオ界(?)では有名なお方。そう、Clavinetjunky氏(というかOluv氏)。とりあえずYoutubeの彼の動画リストのリンクを貼っておきます
※追記:
Clavinetjunkyという名称にamazonが文句言ってきた?らしく、現在はOluv's Gadgetsってチャンネル名に変わりました
なんなんすかねこの方。膨大な量のBluetoothスピーカー、ヘッドホン、イヤホンなんかをバイノーラルマイク(耳で聴いた感じに近く録音されるマイクシステム)で録音・レビュー動画をupしてくれてます。
さらにそれらをデータベース化し、比較試聴できるようにしたサイトまで。
英語苦手って方も大丈夫ですよ。データベースサイトは別にトークもありませんし、Youtubeも喋り無視してスピーカーの音聴いてるだけでも楽しめます。あ、動画内でもおっしゃってますが、ヘッドホンやイヤホンで聴いた方がいいです。スピーカーのキャラクターの違いがよくわかりますので。
オランダの方?らしく、扱われる製品が日本市場のものとはちょっと違いますけど、SonyやらBoseやらJBLやらといった家電量販店で見かけるものはもちろん、AnkerやらDOSS、GGMMといった通販中心の中華系まで、主要なモデルは網羅してる感じ。
ほぼ全部同一の環境で録音されてますので、傾向の比較にはもってこい。ここで気になるモデルを探す→見つけたら店頭に出向いて実際聴いてみる→気に入ったら買う→ヨシ!このブログのことは忘れま(以下略)
どんなBluetoothスピーカーが欲しい?
Clavinetjunky氏の集めてくださった情報を俯瞰するだけでも、色々な性格のBluetoothスピーカーがあるのがわかります。ちょっとしたDJパーティで使える巨大なものから、携帯性を優先したもの、音質にこだわったものからコストダウンを追求したものなど、まあこれでもかってくらい色々ある。
もちろん、超小型で軽量だけど超高音質、バッテリーで何十時間も稼働してもちろん防水、それがなんと!お値段たったの3000円!そんな夢の製品があればいいんですが、夢は夢。獏に食わせて忘れるしかありません。
なので、自作するにしても市販品購入するにしても、自分の使い方や予算を考えながら、「なにを優先してなにを捨てるか」を決めていきます。それを整理していくのにも、Clavinetjunky氏の動画はすごく役立ちます。
こんなのどうです?
僕が心惹かれた市販品は以下な感じ。
市販品の僕のオススメとも言えなくもない
その1:Vifa OsloもしくはHelsinki
https://www.vifa.dk/japan/products/
ちょっとなにコレ最高完璧じゃん。音質も文句なければ音色も好み、ちょっと大きいけど家の中で持ち運ぶ分には全く問題ナシ。見た目も洒落てて圧迫感もないし、よしさっそくコレ2台ポチって……ああそうですか1台6万超えますか(貧)
Bluetoothスピーカーに限ったことじゃないんですが、この手の一体型スピーカーってのは、良くも悪くもラジカセ的なんですよ。各社工夫を凝らしてるとはいえ、接近したスピーカーで音場を形成しますので、いわゆるサウンドステージっちゅーんですかね、それがとっても狭い。というかぶっちゃけモノラルにさえ聴こえる。
前のエントリに書いたUE Roll2での体験が一番の僕の購入動機なので、やっぱ2台使ってステレオ化して使いたい。でも1台6万円のラジカセ2台買う度胸は僕にはない。ええそうです貧乏人のイイワケですすみません。
その2:DENON Envaya DSB-250BT
Clavinetjunky氏の影響ですかね。一時期彼が押してたモデルで、実際店頭で聴いてもいい感じ。お値段1本2万円程。これならがんばって2本揃えてもいいかなあと購入直前まで行った製品のひとつ。
最終的にやめたのは、この価格帯の製品にしてはAPPでのコントロール出来なかったり、なんかちょっとイマイチ決め手に欠けええそうです貧乏人のイイワ(以下略)
その3:DOSS Soundbox XL
Apple Storeがはじめて扱った中華製品として話題になったモデル。7000円前後という価格のわりに高音質。実はClavinetjunky氏のレビュー動画の中で、音色的には一番気に入ってしまいました。
ただコレ、2台リンクさせてステレオ化ができないんすよ・・・
その4:Tribit Xboomほか
これも中華系?$30程度でも元気な音(ナチュラルとは言わない)が人気のXsound Go。その上位版Xboom。2018年に米アマゾン等で販売が始まるも、日本には売ってくれない(日本への発送不可)。さらに最近Maxsound Plusってのが出たんだけど、これも現時点で日本には入ってきてない上に、TWS(2台使ったステレオ化)に対応してるかどうかも不明(というかしてないぽい)。というか今オフィシャルサイトみたら、Xboomって既にディスコン?360°ってのが後継モデルなんすかね
※追記:
Tribit360°(元XBoom)、MaxSount Plusとも国内販売が始まりました。ちなみにどちらもTWS非対応。360の方は2台リンク可能ですが、どちらもL/Rの音を出す所謂「パーティモード」だそうです
その5:IKEA ENEBY 20
https://www.ikea.com/us/en/catalog/products/40401393/
あのIKEAがBluetoothスピーカー。しかもなかなか高音質!ファブリックボードみたいなデザインもいい!さらに$60程度!……ああ日本じゃ売らないんですかそうですか。バッテリー別売で、さらにTWSにも対応してないぽい。残念。
※追記:
こちらも国内販売始まってます。やはりTWSは非対応。スピーカー自体モノラル仕様なので、ステレオで聴く手段がないんだけど……それでいいのかIKEA……
その6:JBL Flip4
言わずと知れた超人気モデル。どこの家電量販店行ってもたいてい置いてある。そうだよ素直にこういうの買っときゃいいんだよ僕みたいな素人は……と思って店頭に行くも音がどうにも好きになれず、2台でのステレオ化が不安定というレビューも多いので却下。
その他:
一応SonyやBose、Ultimate Earsなんかは店頭で聴いたりしたんですが、音色的にどうにも好きになれず。この辺だったらDenonかなあと思ってしまいました。あ、一応フォローしておくと、それらやFlip4の音が悪いってことじゃないですよ。僕の好みと合わないだけですから。
そうこうしてると、要望が固まる
そうなんです。市販品選んでるうちに、自分が優先してることやそうでないことが固まってきます。ちなみに、ぶたの希望はこんな感じでした
- 2台リンクしてのステレオ再生が可能(TWS機能対応、とか言います)
- 基本室内での持ち運びなのでそんなに小型軽量でなくていい
- でもその気になれば(少なくとも1台は)外に持ち出せる程度だといい
- 音量はそんなにいらない
- わりと見た目重要かも
- 低音の量はそんなにいらないけど、できれば50Hzくらいまで伸びてて欲しい
最後のオーダーに無理があるのは自覚してます。ここはまあ出来るだけって感じで。
しかし結局、そんな僕向きのモデルは見つからず。前述のVifaやAudiopro T3等、ないことはないんですが。予算の限界がないこともない貧乏人ですから。
あーあー。DossのSoundbox XLかIKEA EnebyがTWS対応したらなぁ。それかVifaが90%OFFセールやってくれたらなぁ。
って夢を獏に食わせたら、めんどくせーなオマエもう自分で作れよって言われてしまうわけで。
そして自作への道が始まったのです